自転車の楽しみはサイクリングだけじゃない!
MINI LOVEではこの夏、3年半ぶりにカスタムバイクコンテストを開催しました。好きな色やパーツで染め上げて、世界に1台しかない自分だけの自転車にカスタムするミニベロ愛好家が増加する中、今回のコンテストには146台の応募がありました。そしてその中から9つの賞に入賞したカスタムバイクを、世界中のスポーツバイクブランドの最新モデルが集結する、日本最大のスポーツ自転車フェスティバル「CYCLE MODE international 2018」内に設けられたミニベロカスタムギャラリーに展示し、多くの来場者にご覧いただきました。
今回はブースの記録写真より、あらためて各賞入賞バイクの紹介と、「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」の選考結果をお知らせいたします。
ミニベロカスタムギャラリー概要
日程:2018年11月9日(金)〜11日(日)
場所:幕張メッセ 9~11ホール CYCLE MODE international 2018 会場内「ミニベロカスタムギャラリー」ブース
*Link → CYCLE MODE international 2018公式サイト
カスタムバイクコンテスト概要
応募期間:2018年7月1日〜8月31日の2ヶ月間
各賞選考:2018年9月上旬
各賞発表:2018年10月5日
車体展示:2018年11月9日(金)〜11日(日)
*Link → CUSTOM BIKE CONTEST 開催のお知らせ
*Link → CUSTOM BIKE CONTEST 全応募バイク(146台)
*Link → CUSTOM BIKE CONTEST 入賞バイクのお知らせ
開場前のミニベロカスタムギャラリーの様子です。9つの賞を受賞した9台のミニベロを、01から09までのNoの前に展示しました。146台の応募から選抜されたそれぞれ特徴のあるカスタムバイクは、多くのメディアにも撮影されていました。
01:埼玉県「LOVE bicycle SAITAMA」賞 入賞バイク
応募No.112 / 応募者名:BIKE FRIDAY BLUEWALK号 様 / ベース車体:BIKE FRIDAY POCKET ROCKET PRO PETITE / カスタムテーマ:レースから世界旅行まで。700Cではできないことを!
*Link → カスタム内容など詳細
受賞者の方が、都合のついた初日に自ら車体の前に立たれ、ミニベロの素晴らしさなどを来場者に説明されていました。
少しでも多くの方にミニベロをご覧いただける様、ブースのコンパニオンの方には壇上から来場者を集めていただきました。
02:辰巳出版「自転車日和」賞 入賞バイク
応募No.111 / 応募者名:sikakuipanda 様 / ベース車体:BRUNO MIXTE FLAT 2018 / カスタムテーマ:ホンダのスーパーカブで見かけるスクランブラースタイルのカスタムをイメージした「スクランブラースタイルゆるチャリ」
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 街や路地裏、河川敷など、ふらっと散歩に出かけたくなる1台。ほどよく力の抜けたなかにも芯のあるところが『自転車日和』的にも、選考テーマの「スローなミニ」にもぴったりはまりました。
03:八重洲出版「CYCLE SPORTS」賞 入賞バイク
応募No.002 / 応募者名:石井 更幸(のぶゆき)様 / ベース車体:r&m BD-1 CLASSIC(グラファイト)2014年モデル / カスタムテーマ:優雅な午後のひととき♪
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 金属の質感を生かしたフレーム&コンポは男臭い雰囲気になりがちだが、そこに籐カゴや革サドルをアッセンブルすることで絶妙なレトロ感を持たせた甘辛フォルムが魅力的。コンセプト通り優雅なポタリングを楽しめそう!
04:季刊紙「サイクル」賞 入賞バイク
応募No.010 / 応募者名:motokix986 様 / ベース車体:alex Moulton / TSR-9 / 2008年式 / カスタムテーマ:ツーリングキャンプ仕様
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05:アイヴ エモーション / Tyrell社長賞 入賞バイク
応募No.028 / 応募者名】:トーシャ 様 / ベース車体:Tyrell PK1 / カスタムテーマ:カッコイイPK1
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 Di2コンポの使用が、自転車とTyrellの可能性をが広げたカスタムだと思いました。操作系だけではなくドライブ系もカスタムされたりと、自転車へのの強い愛着を感じ、選ばせて頂きました。
06:アキボウ / DAHON賞 入賞バイク
応募No.133 / 応募者名:O’s 様 / ベース車体:2016 DAHON Presto HR / カスタムテーマ:往年のF1カー JPSロータス 多段化の上、オリジナルより軽量化
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【選考者からのコメント】 往年のF1カー JPSロータスに合わせたゴールドの配置に上品さが感じられます。多段化しているにもかかわらず軽量化を実現し、カスタムベースにも最適なPrestoSLのアピールポイントをうまく使われてカスタムされています。
07:アキボウ / Tern賞 入賞バイク
応募No.069 / 応募者名:Tak 様 / ベース車体:tern Verge P9 EKO 2017 / カスタムテーマ:ハイパフォーマンスmini。
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 Vergeの持つポテンシャルを最大限に引き出し、ぶれのないパーツのチョイスで一つの完成形を具現化されていると感じました。このバイクに触発されて多くのTernユーザーが自分の理想形を追求されると嬉しいです。
08:Pacific Cycle Japan / birdy賞 入賞バイク
応募No.007 / 応募者名:ちゃんちゃりんこ 様 / ベース車体:birdy classic / カスタムテーマ:マイベストカラー
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 ”フォールディングアドベンチャー”的に街中から抜け出し、自然の中を気持ちよく疾走する光景が目に浮かぶようなカラーリングとそれを実際にこなせるであろうハンドル回り、足回りや駆動系のパーツが光ります!
09:Pacific Cycle Japan / CarryMe賞 入賞バイク
応募No.051 / 応募者名:ノハラボ 様 / ベース車体:Pacific Cycles:Louis Garneau / CARRYME:LGS-CM / 2007 / カスタムテーマ:スチームパンク:全体を50sテイストに、お洒落なクラシックランなどにもこっそり紛れ込めるキャリーミーがテーマです。
*Link → カスタム内容など詳細

【選考者からのコメント】 ”私を一緒に連れてって”のコンセプト通りのカスタムでフロントバックからサドル、チェーンケースに至るまですべてのコーディネイトが一体感を醸し出している秀逸な1台だと思います。持ち主のCarryMe愛が前面に出ているのも最高です!
サイクルモード来場者の方々には、会場で展示される9台のカスタムバイクを対象にした「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」の投票にご協力いただきました。賞品は今回のコンテストのために三ヶ島製作所が特別に用意した、世界で一ペアだけの限定カラーが施されたペダル(SYLVAN STREAM NEXT Ezy Superior)です。
*Link → 賞品詳細:日本最大級のスポーツ自転車イベント「サイクルモード 2018」ミニベロ関連ブランド出展情報
サイクルモード3日間の1日目、2日目と投票いただき…
集計の結果「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」は、展示No.09「Pacific Cycle Japan / CarryMe賞」 入賞者のノハラボ 様に決定しました。もともと、ツイードランというイベントに参加する目的でカスタムされていたそう。テーマに沿って細かい点までカスタムされていて、多くのパーツは自作もされています。老若男女問わず人気がありました。
サイクルモード終了時にその場で授賞式を行い、三ヶ島製作所のご担当の方から賞品が授与されました。おめでとうございました。
「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」の選考は、来場者による人気投票によるもので、最も優れたカスタムバイクを選ぶというものではありません。今回のコンテストにご参加いただいた146台のカスタムバイクはそれぞれ、様々な価値観をもつオーナーにとって世界で唯一の自分のためのバイクで、全てが最高の作品です。3年半ぶりに開催したMINI LOVEのカスタムバイクコンテストにご協力いただきありがとうございました。
サイクルモードの会場では、多くの来場者から様々なお声をいただきました。中でも「物欲が刺激される」「ミニベロはカスタムの自由度が大きくて楽しそう」「普段ブログなどで見ているが、気になる部分を自由に見ることができて嬉しい」といったコメントが多かったように思います。