世界中のスポーツバイクブランドの最新モデルが集結する、日本最大のスポーツ自転車フェスティバル「サイクルモードインターナショナル」が2018年11月9日(金)から11日(日)までの3日間開催されました。当記事では、会場に展示されていた主なミニベロ関連製品をご紹介します。
会場は例年の幕張メッセ 1~4ホールから今年は9~11ホールに移動して開催。自転車だからこそ見られる絶景やグルメなどサイクリングにうってつけな観光スポットを紹介する旅がテーマの「ジテンシャ×旅フェア」や、すべての旅人を応援するバイクブランド“BRUNO”が提案する「BIKE TRIP MEETING」など、自転車を購入したあとの楽しみをテーマとしたコーナーもたくさん用意されていました。また、世界で話題のスポーツタイプ電動アシスト自転車 e-BIKE を紹介する「SPORTS e-BIKE EXPO」ゾーンも昨年よりパワーアップ。そしてMINI LOVEがサイクルモードとコラボした特別企画「ミニベロカスタムギャラリー」も注目を浴びました。それでは、会場に展示されていた主なミニベロ関連製品をさっそくご紹介します!
*各項目の頭の数字はブースNo.です。ブースNo.順に掲載しています。
9-19 NAGI BIKE(アンデックス・スポーツサイクル)
アンデックス・スポーツサイクルが展開するNAGI BIKE(凪)はサイクリストの聖地「しまなみ海道」で生まれたスポーツサイクルという位置付けで、これまで同様しまなみ海道自転車道利用促進協議会、しまなみジャパン、MAZDA、広島県、愛媛県、本四高速などと共同出展していました。
今年の目玉は、NAGI BIKE NSシリーズの誕生7周年を記念した、こちらのアニバーサリーモデル「NS451 Competizione」。シリアルナンバー付きの7台限定生産で、価格は税込777,777円です。

NS451の2011年の発売開始以来、ハイポテンシャルなミニベロとしてZ-Rideフレームをアップデートし続け、5世代目となるNS451-HEフレームを採用。コンポーネントにはシマノ・デュラエース R9100を搭載、受注生産によりクランクセットのアーム長やチェーンリングの歯数もシマノ純正の中からチョイス可能。BOMAカーボンホイール&パーツ、パナレーサーのタイヤ&チューブと主なパーツ構成に実績のある国内ブランドを使用することで実現した、オールジャパンプロダクツ。 *Link → NS451 Competizione
9-45・9-48 BIKE TRIP MEETING powered by BRUNO(ダイアテック)
旅自転車を謳うブルーノは、花やコーヒー、「旅」をテーマにした書籍が並ぶコーナーを展開しました。
BRUNOのミニベロを彩る花々が来場者の目を楽しませる「FLOWER MEETING」。車体は、お散歩自転車の新定番 MIXTE F。
「BOOK MEETING」では公園や駅前、野外イベントなどの行く先々に合わせて、その都度品揃えや形態が変わるフレキシブルな移動本屋「BOOK TRUCK」が、期間限定オープン。今回は「旅」をテーマにした本を取り揃えていた。車体は、新たにcolumbusチューブを採用し、旅自転車の理想のカタチになった定番モデルMINIVELO 20のROAD DROP。
MINIVELO 20 ROAD DROPのWORLD TRAVELER MODELにはBROOKSの限定サドルが標準装備。
オプションのキャリアや鞄を追加したり、サドルなどパーツを変更したりして、自分にあったスタイルにするのもミニベロの楽しみ。車体はMIXTE FのBlack Edition。mocaのカップホルダーが可愛い。
ブースに展示されているカスタムバイクは、渋谷のミニベロ専門店 FLAME bikeが協力しています。
10-06 CARACLE(テックワン)
「走行性能を犠牲にしない折りたたみ自転車」を謳うCARACLEのブースでは、初公開のモデルが展示されていました。こちらはCARACLE-Sスポーツの試作車。昨年発売のスポーツパッケージのハンドルバー、ハンドルポスト、サスペンション、ホイールなどを変更して9kg台に軽量化される予定。
“圧倒的な軽さと走行性能を備えた、折りたたみロードバイク” CARACLE-COZのフラットバー試作車は、重量7.45kg。手書きPOPによると「赤なら3倍速い?」そうです。写真左奥の壁際には撮影厳禁の開発中モデルも…!
10-07 MKS(三ヶ島製作所)
安全性・品質・性能のために日本での製造にこだわる、国内唯一のペダル専門メーカー 三ヶ島製作所、MKSペダル。オリジナルの簡単脱着機構「Ezyシステム」はフォールディングバイクに必須のアイテムです。

予めクランクに専用アダプターを装着しておくことでペダルを簡単に脱着できるので、気軽に脱着、用途に応じて付け替えができる。 *参考Link → MKSの脱着式Ezyシリーズに新製品が登場!ペダルは目的に応じて取り換える時代に *参考Link → 定番中の定番アイテム! フォールディングバイクに必須のMKS脱着式ペダル
ミニベロカスタムギャラリーで実施した人気投票の結果で決まる「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」の賞品もMKSブースに展示されていました。

賞品は今回のコンテストのために三ヶ島製作所が特別に用意した、世界で一ペアだけの限定カラーが施されたペダル(SYLVAN STREAM NEXT Ezy Superior)。ミニベロカスタムギャラリーでの投票の様子はこちらの記事から。
10-38 ULTRA LIGHT E-BIKE / HARRY QUINN / LIGHT SERIES(ジック)
毎年話題となる製品を発表するGICのブース。今回最大の話題のモデルは、Harry Quinnの電動アシスト自転車 PORTABLE E-BIKEと言っても差し支えないでしょう。
コンパクトに折りたため転がして移動も可能、重量も電動アシストとしては軽めの12.9kg(バッテリー、ペダルを除く)ながらも、ロングドライブLOWモード時の航続距離は最大80kmを達成。135,000円という価格設定と併せて、絶妙なスペック設定となっています。
驚きなのは、バッテリーがメインフレーム内蔵型という点。これによりスタイリッシュなビジュアルを保つことができています。写真右奥の青いバーが、内蔵型バッテリーのサンプルでした。予備バッテリーを持ち運べばしまなみ海道にもトライできそう。
HARRY QUINNではその他、クラシカルなスタイルにマグネシウム素材を採用したスポーティミニベロ「Harry Quinn MAGIC(Magnesium Minivelo2014)」が復活。14段変速で車体重量約9.1kg(ペダル、スタンドを除く)。
こちらはRENAULT(ルノー)ブランドから新たに発表された14インチ軽量モデル、MIRACLE LIGHT6(ミラクルライト6 AL140)。真空メッキ高蒸着製法のオリジナルアルミフレーム採用で、シングルスピードながらも車体重量は6.7kg(ペダル、スタンドを除く)の軽量化に成功。最近様々なブランドが力を入れている14インチ超軽量フォールディングカテゴリーが、ますますヒートアップしそう。
RENAULTのLIGHT SERIESからはその他、14インチ、シングルスピード、重量6.8kg(ペダル、スタンドを除く)のPLATINUM LIGHT6(プラチナライト6 AL140)、同じく14インチ、シングルスピード、重量7.4kg(ペダル、スタンドを除く)のULTRA LIGHT7(ウルトラライト7 AL140)など、様々なモデルを展示していました。
10-39 Qi CYCLE / STRiDA(GSジャパン)
GSジャパンのブースでは昨年同様、トライアングルフレームのSTRiDAとフレーム内蔵バッテーリーが特徴のeBike「Qi CYCLE」を展示していました。独創的なトライアングルフレーム、片持ちホイール、ベルトドライブ、ディスクブレーキ搭載で簡単に折り畳める機能性、耐久性、デザイン性で世界から高い評価を受けているSTRiDAでは、迷彩パターンが特徴の16インチモデル STRiDA MULTICAM、18インチ、16インチのSTRiDA EVO18、EVO16、POPなカラーの18インチモデル STRiDA SX、グラデーションが美しい16インチモデル STRiDA LTをラインナップ。中でもアメリカ陸軍などで採用されている迷彩(カモフラージュ)パターンが特徴のMULTICAMは、特に目立っていました。
慣れれば10秒程度で簡単に折りたためるSTRiDAは、折りたたんだ際に細長い形になるため、立てて持てば電車の中でもそれほど迷惑をかけずに済みます。特に16インチモデルのSTRiDAのコンパクトさは、輪行そのものが楽しみになりそう。
こちらは、健康とスポーツを専門分野としたインターネット・テクノロジー企業「Qi CYCLE」が開発したeBikeのEF-1 Pro。16インチサイズで内装3段変速、フレーム内蔵型のバッテリーによりスッキリしたルックスが特徴です。Qi CYCLEのEF-1は昨年も展示されていましたが、このEF-1 Proが日本版正規品で、この「Pro」が付いていないものは海外仕様の並行輸入品、日本の公道での走行は違法となります。
非常にコンパクトになるわけではありませんが、車に載せて移動したり、屋内で保管する目的であれば便利なフォールディングバイクです。
11-16 STROKE(エンビジョン)
日本の街に新しいライフスタイルを提案する、電動アシスト三輪カーゴバイク「STROKE CargoTrike」のブースです。トライクとは三輪バイクのことで、この製品「STROKE(ストローク)」は前輪が2輪、後輪が1輪の逆トライクとも言われるタイプ。2016年の開発スタートから試作を重ねてきたSTROKEは現在試作3.5号機。今年12月に量産試作4号機にてクラウドファンディングを開始し、2019年1月の発売を目指しています。
特徴の一つが、アラウンドフレーム。吊るす、載せる、守るといった積載手段を選ぶことができます。ちょうどこの模型の岡持ちスタイルが分かりやすいですね。
車体サイズは普通自転車規格のL1,900、W600mmに収まるコンパクトさで、積載能力は100kg。重量物積載時にも抜群の走行安定性を誇るとPRされています。
後輪ではなく前輪が2輪であることで細い路地や、路肩の電柱をギリギリで避けながらの走行も可能となることから、都心でよく見かける宅配便のサイクルトレーラー(リヤカー付き三輪電動アシスト自転車)がこのSTROKEに置き換わるかもしれません。
11-19 BROMPTON(ミズタニ自転車)
ミズタニ自転車ブースでは今年もブロンプトンのスペースを贅沢にレイアウト。純正のお洒落な鞄もカラフルなラインナップの車体とともに綺麗に展示されていました。壁面のグラフィックも、世界中で愛されているBROMPTONの世界観が出ていていいですね。
2019年モデル新色フレームはこちらの4色。手前からPurple Metallic(パープルメタリック)、Flame Lacquer(フレイムラッカー)、
中央がPapyrus White(パピルスホワイト)、奥がHot Pink(ホットピンク)。太陽光の下ではさらに美しく輝くようです。メイドインロンドンのBROMPTONはその完成度の高さから、乗るだけでなく所有欲も満たされます。
11-21 MIND BIKE
ジョイント機能を持つアルミ押出材フレームをボルトで分解組立可能とするモジュール構造を採用した、シンプルで画期的なバイク「MIND BIKE」。通販家具のように輸送される際のフラットパック状態が衝撃的です。
組み立て式であることで、自分で組み立てる楽しみがあり、パーツの大切さに気づき、溝(ガイド)部分のスライドで乗り手の体格に合わせたサイズに調整でき、移動時は出っ張ったパーツを取り外すことで運搬しやすい細さにできる、というメリットを挙げています。
取り付ける場所の調整に加え、長さの異なるハンドルポスト、シートポストに付け替えることで、キックバイクや子供車にも変身!ボルトで分解組立が可能なので、直感的に理解できますね。
11-24 BESV(BESV JAPAN)
世界最大の電動アシスト自転車市場であるヨーロッパにおいて、そのデザイン&性能で高い評価を受けているBESV。小径車は定番化していますが近年は小径以外の製品を意欲的にリリースしていて、その勢いは止まりません。ブースの中央には20インチモデル PS1のNewカラー「Matte Gray」の車体が展示されていました。撮影し忘れていましたが、右奥はPS1のエントリーモデル PSA1の2018年限定カラー「Matt Black」と思われます。
11-33 OUTRE(アステージ)
衝撃的なルックスで既に話題となっているOUTREのONE POINT FIVEは、どのカテゴリーにも属さない革新的で不思議な製品。乗るためには少しコツが必要で、最初は幼い頃に補助輪を外した自転車を練習していた記憶が蘇るそう。乗れた時の達成感、感動を思い出してください、とのメッセージです。
ホイールサイズはフロント8インチ、リア20インチ(406)。8段変速でリアはディクスブレーキを装備。カラーラインナップはホワイト、イエロー、レッド、ブルー、ブラックの5色。
乗りこなすのに5分〜10分要するそうですが、ハンドルで操作をしない革新的な操作性が病みつきになるそうです。
11-41 Benelli(プロト)
1911年創業のイタリアのオートバイクメーカー「ベネリ」が、2011年に100周年を迎え、同年、電動アシスト自転車を発売することを決断したところから、同ブランドのeBikeの歴史が始まりました。Benelliでは電動アシストMTBを3モデルラインナップしていますが、小径車では20インチサイズの2モデルに加え、今回16インチサイズのモデルが新たに発表されました。小径車は全て折りたたみタイプで、こちらは20インチの街乗り用の「ZERO N2.0」。フレームカラーはホワイトとブラックの2色で、7段変速、ディスクブレーキ装備、航続距離は最長65km。バッテリーはリアキャリアにさり気なくレイアウトされています。
こちらは上のモデルにファットサイズタイヤ(20×2.4)を装着させた「ZERO N2.0 FAT」。ミリタリーグリーンとマットブラックの2色をラインナップ。
そしてこちらが、来春デリバリー予定のニューモデル「mini Fold 16」。16インチサイズで内装3段変速、航続距離は最長45km、カラーはホワイトとブラックを用意。バッテリーはフレームに内蔵されています。
写真は折りたたみの途中です。ハンドルポストを折りたたみ、シートポストを下げるか抜けば、コンパクトになります。車体の重量は17.2kgですが、転がせるので重さはそれほどネックになりません。
フレームに内蔵されたバッテリー部分。バッテリーを目立たないところに装着、内蔵するのが今年のeBikeの流行りの一つ。
11-45 Bosch eBike Systems
「SPORTS e-BIKE EXPO」ゾーンに今年はBoschブースが登場。小径車では、同社のユニットを採用しているTern Bicycles(ターンバイシクルズ)のフォールディングバイクとBianchi(ビアンキ)のミニベロが用意されていました。

ドイツを本拠地とするBoschは世界トップシェアを誇る自動車部品メーカーで、日本では電動工具ブランドとしても知られる。eBike向けモーターやバッテリーの供給でもマーケットリーダーとして世界を牽引しており、欧州では70ブランド以上に採用された実績を持つ。
Bosch eBike Systems採用製品の中で唯一のフォールディングバイクとなるのが、TernのVektron S10(ヴェクトロン S10)。2.5時間でフル充電(1.5時間で50%)、航続距離100km(最長)のスペックの高さはそのままに、車での移動や屋内での収納もできます。フォールディングバイクは旅に持っていったり、防犯目的に玄関内に保管するなど、何かと便利です。

街乗りだけでなくサイクリングなどのスポーツ性、そして収納性までを持ち合わせているVektron。大容量のバッテリーとフォールディング機能を備えている分車体重量は若干重くなっているが、折りたたんだ状態で押し歩きができるので、重さを感じるシーンは少ない。
こちらはBianchiのLecco-E。Bianchiはブランドカラー「チェレステ」が日本でも人気の、イタリアの有名バイクブランドで、Lecco-Eは可愛いルックスながらも高品質なeBike。カラーはCK16、Matte White、Matte Blackの3色展開、折りたたみではないが街乗りでは活躍しそう。
11-59 TSINOVA(E-バッテリー)
自社開発の電動アシストシステムを採用したTSINOVA(チノバ)Smart Pedelec TS01では、バウハウス調の機能主義的なデザインを取り入れ、14kgという軽さの車体重量を実現。Bluetoothで接続したスマホの画面で、アシストモードの切り替えからバッテリーの残量、ライトの点灯、走行距離やナビゲーションなど、様々な操作を行います。

自社開発した電動アシストシステムは普通自転車にも搭載可能で、 自転車メーカー向けに安定・快適な電動アシスト機能を提案するとしている。チノバ初代モデルとなるこのTS01の航続可能距離は最大50km、カラーラインナップはメタリック、マットブラック、パステルブルー、ネイビー、ホワイトの5色。
その後に発表された、折りたたみ式電動アシスト ALIAS(アリアス)も既に発売されています。こちらは車体重量16.8kg、カラーはグリーン、シルバー、ブラック。
11-61 Riese & Müller
あの!リーズ アンド ミューラー本国がサイクルモードに出展!出展品目は予想通りeBikeでした。本国サイトではロードバイク(Roadster)、クロスバイク(Roadster Mixte)もラインナップされていますが、会場には小径2モデルが用意されました。電動アシストはBosch製ユニットを搭載していますが欧州仕様の参考展示で、日本での展開は代理店の選定を含めこれから、来年発売できれば…といった話でした。
Tinkerと名付けられた20インチモデルは、シートポストの高さに加えてなんと!ステムの角度(と高さ)も変えられるという珍しい仕様で、様々な体格のライダーにフィットさせることができる点が特徴です。
Load 60というこちらのモデルは、バッテリーの上に見えるサスペンションが特徴の電動アシストカーゴバイクです。フロントのキャリアに装着されているのはオプションパーツのチャイルドシートで、クッション機能のある座席に5点ベルトで安全を確保しながら、2人の小さな子供を乗せることができます。
11-65 WINDCOG
今年2月にMINI LOVEでもピックアップした、新しい折りたたみシステムを採用したフォールディングバイクブランド「WINDCOG」。折りたたみ構造を生かしたトップチューブ連結部の2段階のシートアングルにより、1サイズのフレームにおいて異なる体格のライダーや乗り方に応じた調整が可能。カラーは、素材感を生かしたシルバーとユニセックスな落ち着いたブラウンの2色展開です。
折りたたむには3カ所のボルトを緩め、シートチューブを倒し、前フレームを軸回転させハンドルを取り外します。

標準装備のキックスタンドは、ワイヤーリンク構造により連動して回転し、折りたたみ時の自立を可能にしている。折りたたみ回転部には減衰性の高いポリマーベアリングを採用しており、快適な乗車感が得られる。折りたたみ時にはトップチューブエンドをもって2輪で転がすことも可能。
ツーリングに必要な装備を取り付けられ、そのまま折りたたみも可能。バッグに集中しがちな装備を分散してフレームに取付けることで、必要な時に使用しやすく荷重バランスも最適化されています。発表されたばかりのリアキャリアは、クロモリパイプによる軽量でシンプルな構造の日東製。
11-67 OX bikes
瞬時に簡単に折りたたむことができる、OX bikesの国産ハンドメイドバイク PECOシリーズ。携帯性に優れて且つお洒落なバイクですが、モーターサイクルレースや独自の車いす製作で培われた「モノづくり」の企業による鍛えられた製品です。
今回は新たに、まるでそこに最初からあったように自然に装着されている、オプションのリアキャリアが装着されていました。このリアキャリアの正式発表は年内目処の予定とのことです。
折りたたみ時も連動してスライドして折りたたまれ、(何度も言いますが)まるで最初からそこにあったように自然でした。
11-69 Qualisports(Changzhou Qualisports Technology)
DAHONと同じ3ステップの横折式を採用したeBike「QUALIBIKE」シリーズにおいて、16インチと20インチの2モデルをラインナップしています。公式サイトはまだ情報が薄く、現時点ではアリババショップの方にスペックなどが掲載されています。(日本の法令に沿った仕様ではまだリリースされていません。)
バッテリーを鞄の中やリアキャリアにさり気なくレイアウトしたり、フレーム内蔵型にすることで電動アシスト自転車とは分かりにくい製品が増えつつありますが、シートポスト内蔵型は珍しいですね。
11-70 PATTO BIKE(平和技術研究所)
451ホイール&ロードバイクと同等のジオメトリーで、且つ公共交通へ持ち込み易いスーツケースサイズも実現されているPATTO BIKEが今年は出展。こちらの2モデルは16インチと18インチで参考出品のものです。
10-15 ミニベロカスタムギャラリー supported by MINI LOVE
MINI LOVEでは今回、146台の応募から選抜されたカスタムバイクコンテスト入賞バイク9台を展示するブース「ミニベロカスタムギャラリー」をご用意しました。各賞入賞バイクの紹介や「三ヶ島製作所 / MKSペダル賞」の選考結果などはこちらからご覧ください。
*Link → サイクルモード 2018「ミニベロカスタムギャラリー」ブースReport
ミニベロ関連製品が多数展示された今年の「サイクルモード インターナショナル」は如何でしたか?サイクルモードでは毎年春先に、屋外型大規模試乗イベント「サイクルモード ライド大阪」を毎年、大阪万博記念公園で開催しています。幕張メッセの「サイクルモード インターナショナル」に出展していないミニベロブランドも多数出展していますので、ぜひチェックしておいてください。
CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019
日程:2019年3月2日(土)〜3日(日)
会場:万博記念公園東の広場+EXPO’70パビリオン+お祭り広場
*Link → CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019公式サイト