「自転車日和」などを発行する辰巳出版より、「折りたたみ自転車&スモールバイクCUSTOM 2019」が1月9日に発売されましたので、ご紹介いたします。
小径車ファンの楽しみのひとつがバイクのカスタム。サドルグリップはもちろん、バルブキャップひとつでも愛車のイメージは大きく変わり、ロードバイクなど他のジャンルのバイクに比べて個性的なカスタムがしやすいのも小径車の特徴。その小径車カスタムのバイブル的雑誌である同誌が今年も発売されました。
表紙には、オプションパーツを組み合わせてヘビーデューティに仕上げられた「Birdy」、多くの20インチ車(406/451)に対応するKitt designのカーボンバトンホイール「Carbon Tri-Spoke Wheels」、BRUNOの「VENTURA」などが掲載されています。
こちらは目次。年に1回発行される、丸ごと1冊全てが小径車のカスタム本なので、何度でも見返せるよう永久保存版として手元に持っておきたい雑誌です。
オーナーズスナップのコーナーはこんなイメージ。カスタムバイクにリアルにお乗りのオーナーが今号では21名登場。より速く、より軽く、より使いやすく……など。オーナーそれぞれの思い入れが詰め込まれたバイクを見て、ニヤニヤしてしまいます。これはインスタでよく見かけるあのバイクかな?とか思ったり。
自転車のカスタムと聞くと「ハードルが高そう」とイメージされる方も多いようですが、走行性能を高める目的のものから、バスケットやスタンドを追加して日常生活を便利にするもの、スニーカーやバッグと同じようにファッションアイテムの一つとして好みの色や形にしていくもの、キャンプや旅に便利な装備にしていくものなど、自分の目的に応じて簡単な部分から手を加えられます。こちらのQ&Aのコーナーは基本的なことから分かりやすく解説されているので、これからカスタムを楽しんでみたい方にもオススメです。
「みんなの愛車カスタマイズ」コーナーは皆さんからの投稿編で、愛情が込められた14台のバイクが登場。皆さんコンセプトが様々なので、なるほど〜!と参考になりますね。
MINI LOVEで実施したカスタムバイクコンテストの入賞バイクも、ドーンとご紹介いただきました。MINI LOVEでもレポートを掲載していますので、併せてご覧ください。
*関連Link → サイクルモード 2018「ミニベロカスタムギャラリー」ブースReport
ショップオリジナルカスタムのコーナーでは、プロショップが手がけるさまざまな小径自転車のカスタム例を大ボリュームで一挙大公開。毎年恒例の人気企画で、今回は25台ものカスタム例がとても詳しく紹介されています。掲載車種はBESV、Birdy、BROMPTON、CARACLE、Dynavector DV-1、E.B.S、Moulton、OX PECO、Tartaruga、Tern、Tyrell、WINDCOGなど。レーシーなバイク、クラシカルなバイク、可愛いバイク、スタイリッシュなバイク、シンプルでクールなバイク、贅沢なバイク、気品のあるバイク、ワイルドなバイク…色々見てしまうと迷いそう。笑
こちらは表紙に掲載されたBirdyとBRUNO VENTURA。コンセプトに合わせて自由度の高いカスタムができるのが小径車の特徴ですね。
こちらはデイトナ開発陣によるDE01S、DE03のカスタム紹介ページ。Eバイクはモーターが補う電力の設定との関係でタイヤの寸法が変わるだけでも速度が変わり、国家公安員会の型式認定に影響することからカスタムの対象にならないイメージがありますが、今回は可能な範囲でカスタムされています。この次のページでは実際にカスタムされたバイクが登場し、詳しく紹介されています。
愛車のカスタマイズに役立つパーツカタログのページでは、ざっと見たところ340近いアイテムが登場。車種専用品や小径車だからこそ活躍する汎用アイテムが紹介され、とても便利な資料になっています。
同誌ではその他、ミニベロに強いショップの紹介や読者プレゼント企画まで盛りだくさん。ぜひ書店にてお買い求めください。