8月30日より開催されているTern正規販売代理店向けのアキボウ 2018年 ニューモデル展示会において、Ternではいくつかのトピックスを発表。その中から今回は、攻撃的な美しさとスポーティなグラフィックを纏ったSurge Proの速報をお届けします。
ちょうど1年前に2017年モデルとして、TernとKitt designのコラボレーションプロジェクト“ROJI BIKES”のラインナップに登場したノンフォールディングミニベロSurge。今回発表された2018年モデルではそのSurgeに加え、このSurge Proが発表されました。大きな特徴は、まずその攻撃的な美しさとスポーティなグラフィック。そして新たに開発されたカーボンフォーク、Shimano Tiagra搭載、40mm Heightの451 Kinetix Pro Deep Dish Wheel装備と、いわゆるミニベロロードと呼ばれるカテゴリーのファンには注目されそうなスペックですが、なんとこのSurge Proは、完成車での販売に加えてフレーム&フォークセットでの販売も用意。マニアの間で望まれていたことが一つ、ここに実現しました。以下、カタログからの転載です。
Surge Pro / サージュ プロ
他を置き去り、数ステージ先を走る。
攻撃的な美しさとスポーティかつこだわり抜かれたグラフィックが全ての視線を釘付けにする。
~新たに生まれたミニベロロードが席巻する~
見るものの心を奪い異次元へといざなうシルエットのミニベロロードが限りない可能性を生み出す。新たに開発されたカーボンフォークを搭載し、さらに別売のカーボンホイールを装着することで、より完成度を増すスピードスターを作り上げることができる。さらに、自分だけのオリジナルSurge Proを作ってもらうべく、「フレーム&フォーク」での提供も実施。
Completed:¥159,000(税別)
Frame & Fork:¥98,000(税別)
Speeds:20
Weight:8.9kg
Frame Size (Wheel Size) / Suggested Rider Height:
470 (20″/451) / 160 to 170cm , 520 (20″/451) / 170 to 180cm
Color:Matte Yellow/Black , White/Black

Tern x Kitt design Alloy Aero-smooth welded cable internal Frame : エアロ形状のフレームワークがアクティブでダイナミックな乗り心地を提供し、スムースウェルドとインターナルケーブルが美しさを表現する。ダウンチューブのエアロ形状が目立つが、トップチューブのホリゾンタル設計は従来のものよりトップチューブの位置を低くしており、乗降時がスムーズになるなど美しさと利便性を両立している。

Tern x Kitt design SMI 368 FULL Carbon, Aero-straight fork / 3K matt : 新たに開発されたカーボンフォーク。ロングブレ一ドのフォ一クを採用することで車体全体がシャープな印象に。通常のミニべロよりもステアリングのへッド位置が高くなるため、ミニベロ特有のハンドリング時のふらつきを軽減し、より安定したコーナリングを行うことができる。別売りのKitt design 451 Carbon Tri-spoke Wheelとの併用で更なるグレードアップを提案。

Shimano, Tiagra 4700, STI / FD RD / CS, 10-25T / 2×10spd. : 進化したロードバイクコンポーネントの基本を全てのライダーに。あらゆるエントリーレベルライダーへ満足いくライディングを提供する新しい10spd.Tiagraは先進技術を継承する。

Kinetix Pro Deep dish 451, 40mm Height, 16H / Yellow, Black : 大径化ならではのスポーティな走りを提供。カスタム鍛造したSapimのストレートプルエアロスポーク、Rolf designのペアードスポークが圧倒的な少スポーク数で必要な張力を補った軽量ホイールが誕生した。精密なCNC加工を加えたカスタム設計のハブは、完璧なスポークアライメントを実現している。一つ一つ手組みされた高品質の小径ホイールとなっている。
当記事では触れていませんが、カタログではSurge Proに限りジオメトリーも公開されています。公式サイトの2018年モデルへの切り替えは、早ければ今月末の模様です。