2019年2月16日(土)・17日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナで開催された埼玉サイクルエキスポ2019において minivelo Project KKSのeBike「S-1K」の展示・試乗車が用意されていましたので、ピックアップしてきました。
大胆なデザインが目を引くeBike「S-1K」が2018年に登場。欧州で6,000台以上販売している電動アシスト付き自転車「S-1」をベースに日本の法定仕様に合わせて型式認定を取得したモデルで、Bluetooth接続のスマートフォン等から音楽を流すスピーカーをフレームに内蔵するなど、ご機嫌な仕様の小径電動アシスト付き自転車です。
S-1Kの最大の特徴は、シートチューブの無い大胆なデザインのフレーム形状。未来的なフォルムのフレームにバッテリーも内蔵され、スッキリ仕上げられています。
トップチューブのカバーを開けることで、簡単にバッテリーを取り出すことができます。なお、バッテリーを装着したままダウンチューブのコネクタ経由で充電することもできます。
速度や航続距離、バッテリー残量は、コックピット中央に配された、ステム一体型のディスプレイに表示。大きな表示で視認性に優れたLCDパネルが採用されています。
アシストモード数は3段。右手親指によるアップダウンで、直感的に操作できます。アシストを用いた最大走行可能距離は25~40Kmとされているので、街なかでの移動や休日の散策には十分な容量です。
フロントフォークにはサスペンションを内蔵。街なかの舗装路でもちょっとした段差は意外と多いので、乗り心地に貢献します。ダウンチューブの裏面に見えるのは、上から電源のON/OFFスイッチ、Bluetooth接続のスマートフォン等から音楽を流すこともできるスピーカー、バッテリーを装着したまま充電ができるコネクタ。
20インチサイズの前後ホイールはマグネシウム合金製で、5スポークのバトンホイールを採用。カーボン製とはいきませんが、フレームのデザインと相まって、未来的なフォルムを醸し出しています。前後とも機械式ディスクブレーキを採用しているので、雨天時でも安定したブレーキングが可能です。
変速無しのシングルギアはメカトラブルの心配がなく、変速機の操作に不慣れな方にも都合が良い。また、アシストモードが3段あるので、小気味よく街なかを駆け抜けるのにはちょうどいい仕様です。
<S-1K 主要スペック>
フレーム:アルミ(AI6061-T6)
ホイール:20インチ、マグネシウム合金
タイヤ:20″×1.75
変速数:シングルギア【変速なし】
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
モーター:36V/240 W
バッテリー 定格出力 容量:36V 5.8Ah(LGリチウム)
フル充電時間:2.5〜5H
アシストモード数:3段
最大走行可能距離:25~40Km
スピーカー:Bluetooth接続で音楽再生可能
車体重量:16.5kg
防水レベル:ipx4(生活防水)
カラー:グレー、ホワイト、ワインレッド
その他:コンフォートサドル、フロントライト付き
*フレーム、バトンホイール、アシスト性能について日本の車両検査協会で試験済み。
*公式サイトから9部組状態での購入が可能。販売代理店も募集中。
埼玉サイクルエキスポ2019の会場には、前二輪(トライク)タイプのモデル「S-1Kw」も参考展示されていました。今後の展開に目が離せないブランドです。
*Link → minivelo Project KKS 公式サイト